ロータリーのリーダーの皆さまへ

ロータリーのリーダーの皆さまへ polio_logo

初秋の候、皆さまにおかれましてはますますご活躍のことと拝察いたします。

ロータリーは今年も、10月24日の「世界ポリオデー」にイベントを開催いたします。本日は皆さまに、ポリオ撲滅に関する世界的な認識を高めるため、この日に合わせたイベントを開催することをお願いするためご連絡しております。

私は、ロータリーがポリオ撲滅活動を開始する以前からのロータリアンです。1980年4月にロータリーに入会した際、ポリオ撲滅を組織プロジェクトとして実施するといったアイデアはまだ生まれていませんでした。また当時は、毎年35万人(そのほとんどが子ども)がポリオに感染していました。

当時のロータリーリーダーたちのビジョンとロータリアンによる長年のご尽力のおかげで、今日、ポリオの発症数は最小数にとどまっています。このメッセージを執筆している今日現在、野生型ポリオウイルスによるポリオの発症数は14件です。また、ポリオの常在国は3カ国のみであり、野生型ポリオウイルスが伝搬しているのはアフガニスタンとパキスタンの国境地域のみとなっています。

これだけの成果を収めてこれたのは、ロータリーと世界ポリオ撲滅推進活動(GPEI)パートナー組織による長年の粘り強い努力があったからです。ロータリーはこれまで、19億ドル以上を集めてきたほか、ボランティアや職員が多くの時間を費やし、予防接種、ファンドレイジング、アドボカシー活動など、さまざまな活動に従事してきました。これまでの成果は本当に素晴らしいものであり、ポリオ撲滅を達成は目の前に迫っています。

そうは言っても、撲滅達成に向けた課題は残っており、引き続きの資金提供が必要です。撲滅が認定されるまで(最後の発症が報告されてから3年)、すべての子どもが予防接種を受けなければなりませんし、それには毎年何百万ドルもの資金がかかります。これらの活動が遅れる、または停止してしまうと、これまで何十年もかけて達成してきたことすべてを無駄にしてしまうという危険が伴います。

この理由から、すべてのロータリークラブが独自の方法で、10月24日の世界ポリオデーに合わせたイベントを開催し、ロータリーによるポリオ撲滅の認識を高めていただきたいのです。イベント開催のアイデアは、endpolio.org/ja/からご覧ください。このサイトからはまた、イベント推進のアイデアをご覧いただけるほか、近隣で行われるイベントを検索したり、世界ポリオデーのライブストリーミングイベントを閲覧することもできます。ライブストリーミングは、米国東部時間の午後6時半より、フィラデルフィアのCollege of Physicians in Philadelphiaで行われます(日本時間は、10月25日午前7時半)。

ポリオ撲滅のためのインスピレーションとなるべく、世界ポリオデーで皆さまと協力できることを楽しみにしております。

心を込めて

2018-19年度国際ロータリー会長
バリー・ラシン